千葉市動物公園の父クウタ。雨が降ったり止んだりの涼しい中、一番元気に駆け回っていました。
現在千葉には外の展示場が4つ、メイタが過ごす室内展示場が1つあり、総勢9頭のパンダが過ごしていますが、クウタが過ごす外の展示場は交代制になっています。開園時から昼過ぎまではクウタ、その後はクウタの双子の娘のまい・みいの展示になっています。
朝から誰よりも元気なクウタ。前回訪問した5月は毎年恒例の激しい換毛期で原始人(?)のようでしたが、すっかり回復してかわいいお父さんに戻っていました。
雨なんかさっさと振り払ってしまいます。
元気よく展示場を駆け回るクウタ。
12時過ぎ、毎日開催の午後13時30分のリンゴタイムに先駆けてクウタだけ先にリンゴタイム。
この日はクウタ得意の座り立ちではなく、この体制で味わいます。
リンゴでクウタをバックヤードに戻るのが目的でしたが、肝心のクウタはバックヤードに近づくものの中に入ろうとはしません。まだまだ外で過ごしたそうでした(笑)
通常ならばここでクウタとまい・みいが交代のところですが、予定通りに行きませんでした…飼育員さんも、まい・みいの交代をあっさりと諦めていました(笑)
13時30分からのリンゴタイムで、クウタのお父さん風太が飼育員が持っているリンゴに向かっている中
お隣のクウタは羨ましそうに覗き見。ちょっと前に食べたばっかりなのに、早速リンゴが気になるようです(笑)
その後もクウタの時間が続き、組み木の上で毛づくろい。
この日クウタが夢中になっていたのが木登り。
クウタの展示場にはレッサーパンダの展示場の中で一番高い木があります。
その木に駆け上がって隙間から眺めているクウタを撮影するのが、千葉での楽しみの1つです。
結局この日はあまり休むことなく、娘達と交代せず元気満載だったクウタ。
終日展示だった昨年夏はリンゴタイムまでずっと爆睡だったのに、半日展示になった今年は、この日の天候もありますが少しでも外の展示場にいたいという強い気持ちが伝わってきました。
そんなクウタも閉園時間が近づくと、閉まっているバックヤード出入口でウロウロ。さすがに終日展示で疲れたようですね(笑)
まい・みいに会えなかったのは残念でしたが、父クウタの本領発揮を見ることができて楽しかったです。