市川市動植物園では7月16日に赤ちゃんが誕生し、4歳のカリンが母となりました。
お父さんは7歳のイチ丸です。2頭の間に念願の赤ちゃんが誕生し、嬉しい限りです。
市川の二号舎はムギが来園したこともあって、展示場所が変わっていました。奥から、イチ丸、カリン、明登、ムギです。
赤ちゃんは飼育員さんによって育てられているため、カリンは今までと同様1人で過ごしています。午前中はずっと木の中に潜って気持ち良さそうに寝ていました。
イチ丸は添え板の上で、時々起きながらカリンと同様のんびり過ごしていました。
カリンはお昼頃に起きて、かわいい顔をやっと見ることができました。
いつになく穏やかな表情で、生まれ故郷の夢見ヶ崎動物公園での小さい頃の姿を思い出しました。
お昼過ぎのリンゴタイムは、元気よく飼育員さんに駆け寄ります。
今回ちょうど展示場正面で食べ、リンゴ中もかわいい顔を見せてくれました。
リンゴを食べ終えてとても満足げなカリン。そんな姿を久々に見ることができ嬉しかったです。
静かなイチ丸もリンゴを目の前にすると真剣な表情です。
カリンの隣は向かって左がイチ丸、右がイチ丸の弟の明登で兄弟に囲まれている中、旦那さんの左ではなく右を覗き込んでいます。
そして明登もカリンが気になるようで、覗き込んでいます。
そんな2頭が柵越しにご対面!カリンは真剣に明登を見つめ、そんなカリンを明登も見つめ返しています。バトルではなくお互い興味津々という感じでした。
これまで隣がいない端の展示場でマイペースで過ごしていた明登ですが、現在は向かって右に新人ながら強きに喧嘩してくる後輩のムギ、左にきれいなお姉さんカリンです。そんな2頭にかなり振り回されそうで、しばらく落ち着かないでしょうね(笑)
明登の後は、旦那さんのイチ丸も一応(?)見ています。この日は明登の方が多かったです。
静かにマイペースなイチ丸ですが、夕方が近づくと柵越しにカリンとご対面していました。
市川訪問時、撮影枚数がいつも少ないイチ丸ですが…、父となった姿を今後注目していきたいと思います。
この日は終日穏やかだったカリン。残念ながら育児姿は見ることができませんが、何となく母の貫録のようなものが出てきた気がします。
気になるカリンとイチ丸の子供の公開はもう少し先のようです。結構やんちゃな子とのことで、会える日がとても待ち遠いです。