今月17歳になった野毛山動物園のキンタ。レッサーパンダは老後は静かにのんびり過ごしているのが一般的ですが、今回15歳離れた新人パンダと急遽一緒に過ごすことになりました!突然の同居で、さてキンタはどう思っているのでしょうか!?
予想外の同居を知り今週野毛山を訪問。ちょうどお昼寝タイムで、母屋でくつろぐキンタとその下で過ごすケンケン。相変わらず距離感が近いコンビで頼もしいです。
お客さんに敏感なキンタ。お昼寝モードの合間に目線を向けてくれます。
キンタの下で寝ていたケンケンは、母屋の後ろでキメ顔ポーズ。
お待ちかねのリンゴタイム、キンタは母屋で嬉しそうに味わっています。
リンゴを食べてご満悦、感情豊かで表情に見せてくれるところが、キンタの魅力であると常々感じます。
「次のリンゴちょうだい!」食べ終えると飼育員さんに駆け寄っておねだりのキンタ。
「ボクにもリンゴ!」もちろんケンケンもキンタと並んでリンゴタイムは積極的です。
いつもリンゴ快速食べのケンケンが、この日も途中で喉に詰まらせてしまい、リンゴを置いて離れてしまいました。時々あるようですが、心配になりますね…
無事喉の詰まりが回復したケンケンはこの後バックヤードに戻り、その後同居の練習のためキクが展示場に登場!あっという間に木の上に移動し、リンゴを食べているキンタの様子を伺っています。
キクの登場を見逃さないキンタ、リンゴを食べる手を止めてしばらく見つめていました。
今週からキンタとキクの同居が始まり、お互いの存在を認識しながら一緒の時間を過ごしているようです。
キクが気になりながらも、いつものキンタに戻り再びリンゴを堪能中。
キクはずっと定位置の木の上で、地上のキンタとは距離を置いて過ごしています。
一方キンタは笑顔で竹の葉を満喫中。相変わらずのかわいい笑顔でお客さんを魅了しています。
定位置の母屋の後ろでお昼寝。こっちの方が風が当たって、暑い季節は過ごしやすいのでしょうね。
木の上からずっと動かなかったキク、キンタの様子を伺っています。
キンタが寝ている隙に、ようやく木から降りてきました。
キクが向かった先は母屋の屋根上。おトイレしたくて降りてきました(笑)この後さっさと木の上に戻ったキクでした。
とても警戒心をあらわにしているキクと、そんなキクを気にかけてながらもマイペースのキンタ。おばあちゃんと若き乙女の同居は始まったばかりでかなり距離感がありましたが、この後いよいよ接近戦を迎えることになりました!