前回に続き、熱川バナナワニ園のニシレッサーパンダを順次紹介します。中にはニシレッサ―パンダの特徴がしっかりと表れている子もいました。
前回紹介しましたケージの並びの一番奥に、2つの個屋があります。南国の雰囲気が出ていますね。
手前のケージにいるのは2001年生まれの13歳の雌パンダ。小屋の中から覗き込む瞳がうるうるしています。
女の子らしい顔立ちでなかなかの美人パンダです。
その隣にいるのは2006年8月11日生まれでもうすぐ8歳の雌パンダ。色白のまん丸顔で、雰囲気が夢見ヶ崎のアンに似ています。
この子はニシレッサ―パンダという感じが出ていますね。そうなるとアンはニシレッサーパンダ系のシセンレッサーパンダということになりますね…
今度は別の場所で、バナナワニ園分園入口から一番近いところにあるケージでは、2頭のパンダが個々に過ごしています。2頭共に2002年6月14日生まれの雄で、双子の兄弟と思われます。
向かって右側の子、目がクリっとして毛の色が濃いパンダです。くつろいでいるか寝ているかで、この日はあまり動きがありませんでした。
左側の子は朝は木にぶら下がって爆睡していましたが
午後になると起きてくれました。毛の色や顔立ちなど右側の子とよく似ています。
ケージ内を元気にぐるぐる駆け回り、入園したお客さんは立ち止まって撮影していました。こちらの2頭はバナナワニ園のウエルカムパンダですね。
当日見たとき、またバナナワニ園をブログで紹介しながら感じたのは、ニシレッサーパンダとシセンレッサーパンダの違いです。
バナナワニ園のパンダ達を見ていると、シセンレッサーパンダのような子もいれば、今まで見たことがないニシレッサーパンダのような子もいます。ニシレッサーパンダの特徴は毛の色が白っぽい、体が小さいということを飼育員さんに伺いましたが、それに当てはまらないパンダもいて、はっきりと区別ができなくて難しいですね…