池田動物園の向かって左側の展示場で終日過ごすのは、陸とフィンフィン。いつも静かに(?)過ごしている中、今回楽しい姿や念願の姿を見ることができました。
今年10歳の陸はお隣の大地の兄で、目を細めるところや舌出し顔などよく似ていますね。2頭を見ていると、今は亡き父海をとても思い出します。
ときどきまた海に会いたいなと思うときがありますが、陸や大地をはじめとしたァミリーに会うことで、海がいてくれたことを感じさせてくれますね。
そんな陸と一緒にフィンフィンは今年14歳のパンダで、いつも室内にいる印象で陸とは別行動の印象が強いですが、今回も暑くて訪問時は室内に籠っていました。
2頭の展示場には新しい遊具があり、こちらも大地の展示場の遊具と同様、飼育員さんが用意されたようです。(飼育員さんのお子さんが作られたとのことです)
陸はこの遊具が気になるようで、竹を傾けて遊んでいます。
竹の中をのぞき込んだりして遊んでいたところ
反対側を傾けるとペレットが出てきて笑顔の陸。
竹の中にペレットを隠し、傾けることで出てくる仕組みになっています。簡単には食べさせない遊具ですが、陸はしばらく遊具をあれこれ動かして食べ切り、遊び好きで食欲旺盛な一面を見せてくれました。
陸の食欲旺盛は、13時10分からのリンゴタイムでも見ることができました。展示場前面で飼育員さんからもらったリンゴを満喫しています。
今度は柵に寄りかかっての立ち食い。
立ち姿はキープしながら左手でリンゴを味わう陸。
食べ終えてご満悦顔。
以前陸へのえさやり体験をした際にも感じましたが、食べているときは表情豊かで、嬉しいのが伝わってきます。そんな愛嬌あるキャラクターが陸の魅力の1つですね。
一方室内のフィンフィンもしっかりリンゴを食べ、遠目に元気なのを感じていましたが
帰り間際に、外で歩いているパンダを陸と思い込んでいたら、フィンフィンでした!この時陸は室内で、気づかぬうちに入れ替わっていました…
さらに展示場前面に駆け出してきました。この日最初で最後の外での姿で、会えて嬉しかったです!フィンフィンは最近お気に入りの富士サファリパークの瞬平のおばあちゃんで、穏やかな目元など共通点が見つかりました。
野毛山動物園のキンタとケンケンと共通しますが、雌パンダが年上のペアは何か独特の雰囲気がありますね。陸とフィンフィン、共にマイペースながら穏やかに過ごしていました。