食欲の秋を迎え、野毛山動物園のキクは秋の味覚に夢中でした。
お昼前にケンケンと展示交代して外に登場したキク。定位置の木の上では、添え木を鉄棒のようにして遊ぶ姿が最近よく見せてくれます。
木の上から開放された部屋を行ったり来たりを繰り返し
母屋に向かって元気にダッシュ。俊足なキクが展示場を駆け回ると、お客さんがたくさん集まってきます。
そんなキクが地面に顔を寄せて何かを口にしています。
キクが手にしていたのが赤く染まったクヌギの実で、お昼過ぎは展示場のあちらこちらで見つけては夢中になって食べていました。
木の中でもクヌギの実を一生懸命探し
モリモリおいしそうに味わっていました。
クヌギの実もいいですが、やはり一番はリンゴ!14時からのリンゴタイムになると、飼育員さんの動きに合わせてリンゴをもらいます。お立ち台で食べたり
続いて母屋でリンゴ。お客さんから見えるよう展示場各地でリンゴをもらうキクは、口にした後はあっという間に食べてしまいます。
早食いのため間が空いてしまい、お話されている飼育員さんの前にちょこんと座って待つ健気な姿がとてもかわいかったです。
リンゴタイム後はお立ち台で竹の葉モリモリ。とても間近でキクの笑顔が楽しめます。
クヌギの実、リンゴ、竹の葉をしっかり食べた後は木の上へ。葉を加えながら毛づくろいとキクらしい器用な姿を見せてくれた後は
お腹が満たされて閉園1時間30分前からお昼寝に突入し、閉園までずっとこの状態でした。よく食べ、よく遊び、よく寝ていた元気なキクでした。