14時からお楽しみの子供パンダが公開された先月の多摩動物公園。ガラス張りの展示場には、初対面のずんと久しぶりのアズキが元気に過ごしていました。
昨年7月、フランケンとアズキの間に誕生したずん。フランケンとタオファの間に生まれた李花(リーファ)の1か月以上後で、公開時期も李花が昨年9月に対し、ずんは11月と時期が大きく変わりました。
李花には昨年1回会えましたが、ずんは初めましてです。子供ながらすでにぱっちりとした目で、2歳年上の兄まめたろう(現在ズーラシア)に似ています。体型は子供パンダにしてはスマートですね。
展示開始直後にリンゴタイム。展示場に隠されたリンゴを一生懸命探して、しっかり食べています。
リンゴを嬉しそうに味わう背後から忍び寄る母アズキ。横取りする気満々です(笑)
しかしずんは小さな体でリンゴを死守して完食。見た目のイメージ以上にたくましい男の子ですね。
お久しぶりのアズキは、ずんを含めてこれまで5頭のかわいい子供が誕生した多摩の母です。以前は大きな体格でむっちりしていた印象ですが、昨年12月の体重は5㎏台後半で、出産によるものなのか見た目からもだいぶスリムになっていました。
リンゴを食べた後は、休むことなくマイペースに散策のずん。名前の由来はアズキのズとフランケンのンですが、レッサーパンダだけではなく他の動物でもなさそうな個性的な名前で、呼びやすく覚えやすいですね。
竹の葉をモリモリ食べるずん。この時はまだ小さかったですが、きっとこれから李花と同じ位大きくなりそうですね。
元気な息子と過ごす母アズキも休むことなく、ずんと競うように竹の葉をモリモリ。
この日のずんは、展示場奥にある葉っぱを夢中になって何度か食べていました。竹の葉よりもおいしいのかな!?
そして子供パンダ恒例の母とのバトルも披露。地面にゴロゴロ転がりながら楽しんでいましたが、その後アズキはも逃走。アズキがスリムになったのは、子供の世話でエネルギーをだいぶ消耗しているからかもしれませんね。
予想以上に元気いっぱいの姿を見せてくれたずん。現在は大きな展示場に変わったようで、広々とした中を駆け回る姿を次回ぜひ見たいと思います。